サーク島は、イギリスの南にあるとても小さな島。
きれいな星空が見えることで有名です。
自然も豊かですし、素敵な観光地もいくつかあり、旅行するには楽しい国です。
そこで今回は、サーク島への日本からの行き方とおすすめの観光地をご紹介します。
サーク島ってどんな島?
イギリス海峡にある、チャンネル諸島の中の一つ。
人口は600名ほど、面積は5.45㎢のとても小さな島。
「星降る島」と呼ばれるほどの満天の星と、限りなく続く壮大な空、美しい自然が見られるところが、この島の最大の魅力です。
また、2008年まで封建制度が続いていたという独特な歴史もあります。
フランスからも近く縁があり、公用語は英語とフランス語です。
また海に囲まれていることもあり、食事はカニ、ホタテ、サーモンなどのシーフードのメニューが多く、中でもロブスターが美味しいです。
貨幣は、イギリスポンドの他「ガーンジー・ポンド」という貨幣を使います。
日本からの行き方
残念ですが、日本から直行便はありません。
日本からサーク島までの行き方はいくつかあります。
どれも少し複雑ですがその中でも、一番行きやすい行き方を紹介します。
→→(ロンドン)ヒースロー空港 約12時間40分
→→バスで(ロンドン)ガトウィック空港 約50分
→→アウリグニー航空でガーンジー空港 約1時間20分
→→バスでセントピーターポート 約30分
→→フェリーでサーク島 約50分
日本からサーク島に行くには、ロンドンまたはパリを経由しなければいけません。
また、ロンドンへ直行便で行けるのはヒースロー空港のみです。
ガトウィック空港までの直行便があればいいのですが、ないので途中で乗り継ぎが必要になってしまいます。
飛行機で直接ガトウィック空港に行きたい場合は、途中で乗り継ぎをしてください。
ヒースロー空港からガトウィック空港へはバスが1日何本も出ているので、ヒースロー空港を経由して、バスでガトウィック空港まで行くのが便利かと思います。
ヒースロー空港からガトウィック空港までのバスはこちら。
ガトウィック空港からガーンジー空港までは船で行くことも可能ですが、飛行機で行ったほうが安く、時間もかかりません。
ガトウィック空港からガーンジー空港までのフライト予約はこちら。
ガーンジー島からサーク島まではフェリーしか手段がないので、フェリー乗り場があるセントピーターポートまでバスで向かいます。
バスの路線図はこちら。
サーク島までのフェリーですが、天候で左右されることもあり、本数も少ないので時間によってはその日中にフェリーに乗れず、ガーンジー島で1泊しなければいけないこともあります。
フェリーの運航情報はこちら。
フェリーを降りると、トラクターが待っていてくれ荷物を運んでくれます。
サーク島の観光スポット
サーク島にはぜひ訪れてほしいスポットがあります。
ラ・サイグニューリー, ハウス・アンド・ガーデンズ
丁寧なお手入れが施されている広いお庭です。
草花がたくさん植えられており、時期が合えば一面にお花がびっしり咲いているところが見られます。
敷地内にはカフェもあります。
イギリスのサーク島。行ってみたい。
10年くらい前まで封建制度が残っていて、領主の館っていうのがすごく美しくて公開もされているっぽいのよ。
夜空も綺麗で“星降る島”とも言われているんだとか。
ハウルが星を飲んだ場所みたい… pic.twitter.com/zJGBcmOpj9
— ヨハネス (@johannes_hijiri) July 14, 2021
ヴィーナスプール
岩に囲まれて、潮の満ち引きで自然にできたプール。
とても透明度の高いきれいな水です。
潮が満ちているときに行くのがポイント。
行くのに少し大変な場所のようなようです。
ラ・クーペ
サーク島で一番の絶景スポット。
3mほどの幅の道が断崖絶壁になっているそうです。
少し怖いように感じますがちゃんと道なっているので大丈夫です。
きれいな海を眺めることができ最高の景色を楽しめます。
サーク島 La Coupéeからの景色 pic.twitter.com/a8RTMZnP8y
— fsen (@_fsen) October 17, 2022
サーク島での注意点
サーク島は車両の通行が禁止されているため、交通手段は馬車か徒歩になります。
救急車など緊急車両もトラクターで牽引しなければいけないほどです。
しかし、サーク島は狭いので、上記で紹介した観光スポットも一日あれば徒歩で周れます。
歩くのが苦手な方は、レンタルサイクルもあるので活用してみてください。
また、街灯もないので夜はとても暗いです。
家の電気もなるべく外に向かないように工夫されています。
満天の星空と美しい自然を見ることができるのも、このような島民の日々の努力の賜物です。
まとめ
以上、「サーク島への日本からの行き方は?おすすめ観光地も紹介」でした。
日本からサーク島までは、いくつも経由していかなければいけませんし、時間はかかりますが、サーク島の素敵な景色を見たら、それもいい思い出になりそうですね。
ぜひサーク島の素敵な景色に癒されに行ってみてください。
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