お家のお庭やベランダに空いたスペースはありませんか?
空いたスペースにぜひ野菜を植えて有効活用してみましょう!
今回は「家庭菜園初心者向けの野菜5選!育て方のポイントと保存方法」をご紹介します。
初心者向けの野菜と育て方
わたしが初めて家庭菜園に挑戦したときに、近所の園芸屋さんでおすすめしていただいた初心者向けの野菜を紹介します。
春に植えて夏に収穫する野菜が比較的失敗が少なく、夏の野菜はたくさん実がなるのでおすすめです。
実際に私も家庭菜園に初挑戦したときに、これから紹介する野菜を植えて成功したので、是非みなさんにも試していただきたい野菜です。
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- ミニトマト
- ナス
- オクラ
- ピーマン
- いちご
それぞれの野菜の植える時期、育成適温、プランターの大きさ、プランターを置く場所、水やりについて、注意することなど育て方のポイントをまとめました。
【1】ミニトマト
夏野菜の定番、ミニトマト。調理せず洗ってすぐそのままでも食べられていいですよね。
お弁当にひとつ入れると彩りが良くなったり、サラダや盛り付けに入れたりと何かと便利に使える野菜です。
品種によって少し大きい実がなるものや、オレンジ色の実のもの、楕円の実ができるものなどなど、、、
また見た目だけでなく糖度が高く甘いものから、酸味が強いもの、リコピンがより豊富なものなどミニトマトにはたくさんの品種があります。
天候などによって味や大きさ色味が多少変化しますが、自分の好みの品種を探してみてください。
◆植える時期・・・4月、5月
◆育成適温・・・25℃
◆プランターの大きさ・・・深さ30㎝以上、一株50㎝の幅が必要
◆場所・・・日当たりが良く、風通しが良いところ
◆水やり・・・苗を植えてから一週間くらいは毎日水をあげます。
それ以降は二日に一回程度、土の表面が乾いていたらあげる。
※注意すること・・・脇芽が生えてきたら早めに取りましょう。
放っておくとすぐモサモサになります。
小さいうちは手で簡単にとれますが、取り忘れて大きくなった場合は無理にとるのはNG!傷ついてしまうので、そのままにします。
茎が大きくモサモサ広がっていくので大きなプランターに間隔をあけるか、一つのプランターに一本だけしましょう。
【2】ナス
ナスも夏野菜の定番ですね。
カレーやお味噌汁など年中食べている料理も、ナスを入れると夏を感じることが出来ていいですよね。
色んなお料理に使えるのでスーパーに売っているとつい買ってしまう野菜です。
◆植える時期・・・5月
◆育成適温・・・23℃~28℃
◆プランターの大きさ・・・深さ30㎝以上、一株につき30㎝幅が必要
◆場所・・・日当たりが良く、風通しが良いところ
◆水やり・・・乾燥に弱いのでこまめに水をあげましょう。
土にわらを敷くと乾燥を防げます。
※注意すること・・・脇芽が生えてきたら早めにとりましょう。
小さいうちなら手で簡単にとれます。
【3】オクラ
オクラのネバネバは、とっても体にいいみたいです。
肉巻きにして半分に切ると星のような形が出来ます。
お弁当に入れると可愛いくて体にもいいので子どものお弁当におすすめです。
◆植える時期・・・5月、6月
◆育成適温・・・25℃~30℃
◆プランターの大きさ・・・深さ30㎝以上、一株つき50㎝の幅が必要
◆場所・・・日当たりの良い場所。寒さに弱いので注意!
◆水やり・・・土が乾いていたら水をあげましょう。
夏は、一日1回か2回が目安。
※注意すること・・・ちょうどいい実の大きさになったらすぐに収穫しましょう。
そのままにしておくと固くなったしまってしまいます。
【4】ピーマン
ピーマンが苦手なお子様多いですよね。
うちの子もつい最近までピーマンが嫌いで食べてくれないので、ほとんど食卓に出していませんでした。
でも幼稚園でピーマンを育てているようで、この間、「幼稚園で採れたピーマンは食べられた!」と嬉しそうに話してくれました。
それからは見事ピーマン嫌いを克服し、今では焼きそばや野菜炒めに入れても食べてくれます。
やっぱり自分で育てた野菜となると美味しく感じますよね。
ピーマン嫌いなお子さんがいる方は、ぜひお子さんと一緒に挑戦してみてください。
◆植える時期・・・5月
◆育成適温・・・20℃~30℃
◆プランターの大きさ・・・深さ30㎝以上、一株つき50㎝の幅が必要
◆場所・・・日当たりが良く、風通しが良いところ
◆水やり・・・土が乾燥しないように適度に毎日水をあげましょう。
葉っぱにはあまりかけないように茎の根元にかけましょう。
乾燥に弱いので気を付けましょう。
※注意すること・・・葉にアブラムシがつくことが多いので見かけたら退治し、 防虫ネットなどで虫対策をしてください。
【5】いちご
ここまで紹介した野菜は夏に収穫するものでしたが、最後に秋に植える果物「いちご」を紹介します。
いちごは、親株から子株、孫株と株が増えていきます。
収穫が終わったら、親株を切り離し、子株を植え替えて育てることができるので、一つの苗でも長く楽しめます。
実際に私も近所のママ友から増えた株を貰って育てました。
夏の水やりが少なかったのか一年持たずに途中で枯れちゃったけど、枯れる前に収獲できました。
売っているいちごに比べると実が小さく甘みも少ないですがとってもかわいらしい実で、子どもたちも大喜び!!
見た目が可愛いので植えているだけで庭が華やかになります。
家庭菜園としてだけでなく、お花などと同じように園芸としてお庭に植えたり、鉢に一株植えて玄関に飾っても素敵ですよね。
◆植える時期・・・10月
◆育成適温・・・17℃~20℃
◆プランターの大きさ・・・深さ20㎝くらい
横に伸びていくので幅が広いものが適しています
◆場所・・・日当たりが良く、風通しが良いところ
夏は直射日光に当たらないような場所
◆水やり・・・冬は暖かい時間にあげる土が乾いてからたっぷりあげる
※注意すること・・・ランナー(細いひものような茎)が出てきたら切る
収穫が終わったら伸ばして子株を育てることができる
もし一度にたくさん収獲したら?おすすめ保存方法
わ~い!今日はたくさん収穫出来たぞ~!
嬉しい!でもこんなたくさんすぐに食べきれないし、日が経つとしんなりしちゃってせっかくの美味しい野菜がもったいない...
なんてことが起きた時のおすすめの保存方法をご紹介します。
ミニトマトの保存方法
ミニトマトは湿気に弱いので水分に気をつけましょう!常温保存がおすすめですがすぐに食べれない場合は冷蔵庫の野菜室で保存しましょう!
<準備するもの>
- タッパー
- キッチンペーパー
⓵ヘタを取り、水でよく洗い、水分をしっかりふき取る
⓶タッパーにキッチンペーパーを敷き、その上にミニトマトを並べる。
⓷一段に収まらない場合、⓶の上に更にキッチンペーパーを敷き、その上にミニトマトを並べる。
⓸ミニトマトが潰れないように蓋を閉め、冷蔵庫の野菜室へ入れる
ナスの保存方法
ナスは寒さや乾燥に弱く5℃以下になると、変色や軟化する可能性があります。冷蔵庫の野菜室で温度を管理しましょう!
<準備するもの>
- ラップ
- 保存袋
⓵ナスをよく洗い、しっかり水気をふき取る
⓶一本ずつラップに包む
⓷保存袋に入れ口を閉める(保存袋の口が閉まれば何本かまとめて入れてOK )
⓸冷蔵庫の野菜室へ入れる
オクラの保存方法
オクラは低温と乾燥に弱いので冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめ!
<準備するもの>
- キッチンペーパーまたは新聞紙
- ポリ袋
⓵キッチンペーパーまたは新聞紙にオクラを包む(一つずつでなくても3.4個まとめてOK )
➁ポリ袋に入れ、袋の口をゆる~く閉め、冷蔵庫の野菜室へ入れる
ピーマンの保存方法
ピーマンは傷むと連鎖しやすいので一つずつ個包装するのがおすすめ!10℃前後が適温なので冷蔵庫の野菜室で保存しましょう!
<準備するもの>
- ラップ
- 保存袋
an class=”bold-red”>冷蔵庫の野菜室で保存しましょう!
⓵ピーマンをよく洗い、しっかり水気をふき取る
⓶一つずつキッチンペーパーで包む
⓷ポリ袋に入れ、袋の口をゆる~く閉め、冷蔵庫の野菜室へ入れる
いちごの保存方法
収獲したての新鮮なものは常温保存OK。傷みやすいので傷つかないよう優しく扱いましょう!
⓵傷がついているもの、潰れているものは外す。水分がついていたらふき取る
洗わなくてOK(食べる直前に洗う)
⓶タッパーにキッチンペーパーを敷き、ヘタを下にしていちごを並べる。重ならないように気を付ける
⓷並べたいちごの上にキッチンペーパーを被せる。さらにその上にラップを軽く被せる
⓸風通しがよく、直射日光が当たらない場所(15℃以下)に置く。
まとめ
以上、「家庭菜園初心者向けの野菜5選!育て方のポイントと保存方法」でした。
地域によって気温が違うので、多少植える時期や収獲までに時間がかかるかもしれませんが、ぜひ参考にして家庭菜園に挑戦してみてください。
家庭菜園の基本的な野菜の植え方はこちらの記事を参考にしてください!!
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