少しずつ寒くなり始めてきましたね。
だんだん今くらいの時期から、スーパーでは冬野菜が増えてきますよね。
冬野菜の定番「大根」!!
うちの家庭では、大根は買わずに庭のプランターで育てた「ミニ大根」を食べています。
「ミニ大根」は家庭菜園初心者の方でも簡単に育てられて、尚且つとっても便利に調理出来るので、すごくおすすめです!!
私が今まで育てて良かったと思う野菜のNo.1 なので、今回みなさんにご紹介します。
「ミニ大根」とは?
「ミニ大根」は名前の通り小さい大根です。
普通の大根がだいたい40cm。
ミニ大根はだいたい半分以下の20㎝程の大きさです。
普通の大根よりも肥料で育ちます。
また畑がなくても深さ30㎝以上のプランターで家庭菜園出来ます。
ミニ大根は種類も豊富です。
よく聞くラディッシュは、もともと大根の英語で、「二十日大根」のことをラディッシュという方が多いです。
実際は、「ミニ大根」も「二十日大根」も「ラディッシュ」の一種ということです。
「二十日大根」は赤いものが有名で、サラダなど生で食べるものに向いていますが、「ミニ大根」は普通の大根同様に、煮ても炒めても生でも色んな調理が出来るのでき、私は「ミニ大根」がおすすめです。
私が「ミニ大根」をおすすめする理由
先ほども述べたように、ミニ大根は色んな調理ができ便利な野菜です。
そのほかにも、私がみなさんに「ミニ大根」をおすすめする理由が5つあります。
- 一本使いきりサイズ
- 新鮮なうちに食べられる
- しばらく植えたままにしておける
- 年に二回も収獲出来き成長も早い
- 抜くのが楽しい
一本使い切りサイズ
スーパーに売っていたり近所のおばさんがくれる大根ってとても立派でなかなか一本使い切るのって大変ですよね。
切って保存袋に入れれば冷凍もできますが、冷凍すると食感も変わってしまい煮物にしたり、味噌汁に入れるくらいしか使い道がなくなってしまいます。
ミニ大根でしたら小さいので一回のお料理に一本丸々使いきれます。
冷凍する手間もなくちょっと使いたいときにとっても便利です。
こちらは私が作ったミニ大根。
少し小さめで面白い形ですが、家族4人分のお味噌汁を作るのにぴったりサイズです!
いつでも新鮮なうちに食べられる
新鮮な野菜を食べられるのは、家庭菜園の最大の魅力ですよね。
いつも私は調理前に使う分だけ抜いて調理にかかります。
採れたての野菜なら生のままでも美味しくて、漬物にしたりサラダにしたりお料理のレパートリーも増えます。
そして何よりも野菜は鮮度がいいほうが栄養価も高い!!
どうせ食べるならたっぷり栄養とりたいですよね。
しばらく植えたままに出来る
先ほどの述べたように、自分で育てれば調理直前に収獲して食べられのが家庭菜園のメリットですよね。
でも、自分で育てた野菜でも実がなってから熟すまでが早い野菜ですと、「早く収獲して食べなきゃ」となってしまいますよね。
例えば、オクラは実ができたらすぐ収獲しないと固くなってしまします。
しかも、オクラが収獲できるのは夏ですから傷むのも早いので収穫後はなるべく早く食べないと勿体ないですよね。
それに比べ、ミニ大根など根菜はとってからの日持ちも他の野菜に比べ長いですし、何よりもしばらくは植えたままにしておいても大丈夫なんです。
オクラのように1日2日ですぐ変化してしまうわけではないので、収獲に焦る必要もありません。
近所の畑をやってる人に聞いたところ、「花が咲くまでは大丈夫」とのことでした。
そうは言ってもあまりにも長期間も植えっぱなしは味が落ちるので、様子を見ながら抜いてあげえてください。
年に二回も収獲できる
ミニ大根の種は、春と秋の年に二回種をまくことができます。
種類によっても異なりますが、30日で収獲出来るものもあるので早く収獲したいという方にもおすすめです。
抜くのが楽しい
成長が早い品種ですと、収獲までわずか一か月。
お子さんがいる方は、ぜひお子さんに収獲させてあげてください。
大根も一本一本、形や大きさが多少違いますし、土に埋まっているので抜くまでどのくらい大きくなったかわかりません。
初めての収獲の時は、わたしもドキドキわくわくで、子どもと一緒に抜きました。子どもも楽しくて「もう一本!」と抜いては、「これ大きいね~」や「これ面白いかたち~」などと楽しんでいました。
子どもと一緒に収獲することは、食育にもいいですし、こどもにとっていい経験になると思います。
収獲する際は、葉を引っ張って抜きます。
葉がチクチクしていて痛いので軍手や汚れてもよい手袋等して収獲することをおすすめします。
ミニ大根の植え方についてはこちらの記事を参考にしてください!!
収獲したミニ大根を使ったレシピ
せっかくの採れたてのミニ大根なので、今回は火を使わず生で食べられるレシピを紹介します。
- かんたん酢でピクルス
- キムチの素でカクテキ
- やみつき大根サラダ
- 大根とツナと大葉のマヨ和え
夕飯の「あと一品」というときに役に立つ簡単レシピなので、ぜひためしてみてください。
かんたん酢でピクルス
<材料>
- 収獲したミニ大根
- お好みで人参やきゅうり
- ミツカンのカンタン酢(適量)
➀収獲したミニ大根を食べやすい形に切ります。半月切りでも拍子木切りでも好きな形でいいです。
➁人参やキュウリもお好みで一緒に切っておきましょう。
➂ビニール袋に切った野菜をいれ、カンタン酢を野菜がしっかり浸かる程度入れます。
➃ビニール袋の中の空気を抜いて口を縛り、冷蔵庫に半日くらいつければ完成です。
午前中に収穫して、漬けておけば夕飯にちょうど食べごろです。
キムチの素でカクテキ
<材料>
- 収獲したミニ大根
- キムチの素(適量)
- はちみつ(少量)
➀収獲したミニ大根を角切りします。
➁ビニール袋に切ったミニ大根とキムチの素を適量入れます。
キムチの素は入れすぎると味が濃くなりすぎるので入れすぎ注意です。
③そこにはちみつを少し入れて少し甘みを足します。
はちみつを入れると味がまろやかになります。
なければ砂糖でも代用できます。
➃ビニール袋の中の空気を抜いて口を縛り、冷蔵庫に20分から30分ほど入れておけば出来上がり!!
先にこれを冷蔵庫に仕込んでおいて、他のおかずに取り掛かれば、ちょうどおかずができるタイミングでカクテキが完成です♪
やみつき大根サラダ
<材料>
- 収獲したミニ大根
- ポン酢(適量)
- ごま油(ポン酢の1/2くらい)
- 鰹節
➀収獲したミニ大根を細切りにします。
➁ボールにポン酢とごま油を入れ、混ぜ合わせます。だいたいの目安ですが、二人前でミニ大根150gに対してポン酢大さじ2、ごま油大さじ1。お好みで量を調節してください。
➂➁に➀を入れ、絡める。
➃お皿に盛り付け、上に鰹節をたっぷりかけたら完成!!
大根とツナと大葉のマヨ和え
<材料>
- 収獲したミニ大根
- ツナ
- 大葉
- 塩
- めんつゆ(少量)
- マヨネーズ
➀収獲したミニ大根を細切りにし、ボールに入れます。大場は千切りにしておきます。ツナは油を切っておきましょう。
➁塩を少々振り、手でもみ10分ほど放置します。
➂水分が出てきたら、さっと水で塩を洗い流し、絞って水気を取ります。
➃ボールに➂とツナを入れ、めんつゆ少し垂らし、マヨネーズ(お好みの量)を入れ混ぜ合わせます。
➄最後に千切りにした大葉を散らばせて混ぜ合わせます。➃で一緒に入れてしまうと、大葉がくっついてかたまりになってしまうので、大葉は最後に加えて混ぜ合わせましょう。
ミニ大根の葉を使ったレシピ
途中で間引いた大根の葉や、収獲したときについている大根の葉も実は食べられるんです。
大根の葉には、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カルシウム、カリウムなど豊富に含みます。
どの栄養素も大根の根よりも葉の方が多く含まれており、β-カロテンは根には含まれておりません。
そんな栄養たっぷりの大根の葉を捨ててしまうのは勿体ないので、ぜひ調理してみて食べてください。
- ミニ大根の葉の漬物
- ミニ大根と葉の炒め物
- ミニ大根の葉の明太マヨ和え
ミニ大根の葉の漬物
<材料>
- ミニ大根の葉
- 塩
⓵ミニ大根の葉をよく洗い水気をとり、お好みの大きさに切る
➁ビニール袋に⓵と塩を振り軽く揉む(ミニ大根の葉の重さに対して1%~1.5%の塩の量)
➂袋の空気を抜きながら口を縛り冷蔵庫に30分ほどおく。
⓸水分をよく縛りだし、器に盛ったらできあがり。
ミニ大根と葉の炒め物
<材料>
- ミニ大根
- ミニ大根の葉
- ごま油
- 醤油
- 砂糖
- みりん
- 水
⓵ミニ大根は皮を剥きイチョウ切りにする。ミニ大根の葉は洗って2㎝ほどの長さに切る。
⓶フライパンにごま油をひき、大根を並べる。
⓷焼き目が付いたらひっくり返して裏も焼き目がつくまで焼く
⓸両目に焼き目がついたら、切った葉をいれる
⓹砂糖、醤油、みりん、水を加える。(砂糖1:醤油1:みりん1)水は大根がかぶるくらいの量。
⓺大根に味がしみる(茶色く色付く)くらいまで中火で煮る
➆大根に味が染みて汁が完全になくなる手前で火を止めたら完成!!
ミニ大根の葉の明太マヨ和え
<材料>
- ミニ大根の葉
- 明太子
- マヨネーズ
⓵葉を良く洗う
➁大根の葉をゆでる。1分から2分程度さっとでOK
➂冷水にさらし汁気を絞る
⓸細かく切る
⓹ボールに入れ、明太子とマヨネーズを和えたら完成!!(明太子とマヨネーズはお好みの量で)
高菜明太のような感じで美味しい!ご飯のお供に最高♪
まとめ
以上で、「初めての家庭菜園にもおすすめ!私が育てて良かった野菜No.1 「ミニ大根」」でした。
ミニ大根、手間も少なくとっても簡単に育てられて、食費の節約にもつながるのでぜひ挑戦してみてください。
自分で育てた野菜はとっても美味しいですよ~(*^^*)
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